メタゲノム解析(細菌集団全体のショットガン解析)

メタゲノム解析は、環境サンプル中に存在する微生物のゲノムDNAを抽出・回収し、その全ゲノムDNAを網羅的(ショットガン)にシーケンスする手法です。
従来の方法では難しかった難培養菌のゲノム情報の取得や、リファレンスとの相同性検索をすることで、菌種の帰属や菌種組成、insertion/deletion などの変異情報が得られます。
上記の単純な群集解析とは異なり、膨大なデータから細菌集団全体をより鮮明に把握することができ、細菌叢が持つ生体システムの解明などにも効果的なサービスです。

特徴
  • サンプル中に存在する細菌集団の全貌を明らかにする手法
  • 菌叢の遺伝子組成や、遺伝子機能(代謝系など)の予測が可能
  • 受託メーカー各社にて、提供可能なデータの仕様(形式)が異なる
価格帯
  • 約23万円~/サンプル
  • (多検体値引きあり)
受託メーカー選びのポイント
  • 多様な情報を得られるサービスであるため、目的に適う仕様データを提供できるかが重要
  • 仕様が合えば次に価格を注視

  • TCAサイクルのパスウェイマップ
    TCAサイクルのパスウェイマップ

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