群衆解析(16S/18S rRNA・ITS アンプリコンを用いた菌叢解析)

細菌(16S)や真菌(18S)および ITS (internal transcribed spacer) 各領域を指標として増幅した PCR産物(アンプリコン)を対象に、次世代シーケンサーを用いて大量にシーケンスします。
得られた配列を用いて、各領域のデータベースに対する相同性検索(BLAST Search) 、系統分類解析を実施することで、対象とするサンプル中に、どのような微生物がどれくらい存在しているのかを明らかにすることができます。
糞便中の腸内フローラ、唾液中に含まれる口腔細菌、海水中の微生物など、細菌叢を解析する手法として様々な研究分野で利用されています。最近では、多検体で価格が手ごろになってきたため、需要が高まっているサービスの一つです。

特徴
  • サンプル中に存在する細菌叢を明らかにする手法
  • オプションとして、ゲノムDNAからのオーダーも可能
  • 菌叢構造の可視化や比較、PCoA解析など、多様な解析オプション
  • 受託メーカー各社にて、推奨する仕様は様々
価格帯
  • 約9万円~/8サンプル
  • (多検体値引きあり)
受託メーカー選びのポイント
  • 価格が最優先のサービス
  • 受け入れ可能なサンプル形態に各社の仕様が異なるため、目的によって要選択
  • Ex. A社:ゲノムDNAからOK
  •   B社:アンプリコンのみ受け入れ(ただし、プライマー提供)

  • 菌群組成グラフ(門レベル)
    菌群組成グラフ(門レベル)
  • 主座標分析
    主座標分析
  • 菌群系統図
    菌群系統図

価格はサンプル数と、どの段階のサンプルをご提供いただくかによって大きく変動します。

例えば、MiSeq(+識別用 index)を用いれば 1ランに数百種類(最大384サンプル)のアンプリコンを混合でき、サンプル単価は1万円を下回ります。

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研究現場のお困りごと

  • こんなとき、どうしたら良いのだろう?
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